日本女子大学 成瀬記念講堂 耐震補強改修工事

建築概要

 所在地:東京都文京区目白台
  規模:建築面積569㎡
     延床面積932㎡
建築年代:明治39年
改修竣工:平成30年

竣工:外観
撮影:清水襄

補強設計
株式会社 山脇克彦建築構造設計
改修変遷
煉瓦造として竣工、大正12年の関東大震災で被災後、外壁を下見板張りとして改修、昭和36年の大学創立60周年に外壁を縦板張りとして改修し現在に至る。

竣工:内観
撮影:清水襄

工事概要

意匠を考慮し壁内空間部など見え隠れに構造用合板を設置した。補強範囲は屋根面・壁面・2階床組みレベルとし、補強を一連のものとするため煉瓦基礎にアンカーボルトを挿入した。

基礎補強
煉瓦基礎をコア抜きの上アンカーボルトを挿入。
屋根補強
屋根補修に伴う屋根側から合板設置。
2階床組み補強
解体による影響が少ない1階天井側から合板設置
壁補強
内部漆喰壁を失わないよう外部板壁側から合板設置